カテゴリー: 諍い女たちの後宮

六司庫の全員がイ冬司庫の減刑を願って寧寿宮の外に集まるなか、涵香は皇帝に芍薬の旗袍を作ったのは自分だと告げる。

涵香を妬む雪雁は、涵香が寝ている間に旗袍の牡丹の絵柄を、宮廷の禁忌である芍薬に書き換えてしまう。

入宮した涵香は格泰と皇太子の身分を知る。皇太子は涵香を側室にするため連れ去ろうとするが、格泰が皇太子妃を連れて現れ…。

皇太子は、服を修復できなかったら涵香を自分のものにするという条件をつける。涵香は破れた服の生地が宮廷にしかないと知り…。

21年後、青児が助けた子供は、出生の秘密も知らぬまま柳涵香として育ち、宮廷への入宮をかけた刺繍の一次審査に合格する。

塔児との婚約を破棄して宮廷を飛び出した以丹は、尼寺で双子を出産するが、そこに鉄仮面の男が現れ寺に火を放つ。

皇太后は塔児に嫁ぐ以丹に嫁入り道具と玉印を送る。皇太后と酒を酌み交わした以丹は、誤って皇帝の寝宮に入ってしまい…。