カテゴリー: キスは背伸びして

父親の登場、母親の病気。チンヤオは、さまざまな事実を受け入れられずにいた。オーディションの合格でさえ、自分の実力が評価されたのではなく、アレックス･ホアンが罪滅ぼしの意味で合格させたのではないかと疑い、ショーに出たくないと思いはじめる。

アレックス･ホアンのオーディションで見事なパフォーマンスを見せたチンヤオは、ただ１人の合格者となる。 マー･ルイは密かにオーディション会場へ行き、その姿を見届けていた。

食事会からの帰り道、マー･ルイは意識に異常をきたし、会社に帰る道を見失う。さっそく病院で検査をしたところ、認知症を発症していることが分かった。

田舎から戻ってきたチンヤオとティンホアは、撮影の仕事に向けて順調に動き出していた。そんな時、ティンホアはマー･ルイに呼び出され、ルイイー社よりもさらに条件のよい会社を紹介するから、潔くチンヤオから身を引いてくれと言われる。

スー会長はマー･ルイにも働きかけ、ルーシーとチンヤオの復縁を進めようとしていた。マー･ルイは戸惑いながらも、会長の有無を言わせぬ態度に押されてしまう。

ショエンとルーシーの離婚をかたくなに反対していたスー会長が、突然離婚に同意する。原因は、ショエンの父親が収賄事件に関わっていることが発覚したからだった。

意識を取り戻し、体調も回復しつつあったルーシーは、ショエンに対し、顔も見たくないほどの嫌悪感をあらわにする。それでもルーシーの両親は離婚を許してはくれなかった。

チンヤオとマー･ルイが実の親子だと知ったティンホアは、悩み、追い込まれる。モデル復帰をお膳立てしたのがマー･ルイだと知れば、チンヤオは今度こそ立ち直れないほどに傷つくだろうし、自分もチンヤオの信頼を裏切った形になる。

ティンホアの思いに心を動かされたチンヤオは、広告撮影の仕事を受ける決心をし、広告会社と正式な契約を結ぶ。

広告撮影の仕事を受けたくないチンヤオは、１人になるために海へ行く。彼にとってモデルこそが天職であり、復帰すれば幸せになれると信じているティンホアは・・・