カテゴリー: 天命の子～趙氏孤児

司寇に任ぜられたにも関わらず、趙武は、実の父と一族を死に追いやった屠岸賈への私刑を拒んだ…

屠岸賈に恐れをなした景公は亡命を決め、長年最も近くで仕えた大監 冉白をただ１人伴って馬車で魯国へ向かった…

約束通り宮殿に戻った趙武には、死罪の道しか残されていなかった。だが、荘姫が待ったをかける…

夜更けに酒を携えた屠岸賈が程嬰の居所にやって来た。神妙な面持ちの屠岸賈に程嬰は、終わりが近づいていることを悟らせようとするが…

無姜は、草児が屠岸賈の娘であり、屠岸賈が邪魔な彼女を殺そうとしたという話を信じていた…

屠岸賈に罪を着せようと、自らを刀で刺し致命傷を負った草児。程嬰も匙を投げ、無姜が最期を看取ろうとしたところに…

屠岸賈より執訊令の役職を命じられた大業は、次々と関係者に審問する。その結果、趙朔が人徳者だったことが浮き彫りに…

自らの出生について調べ始めた無姜の頭には、父親に対する疑惑が膨らんでいた。息子を連れ戻すよう屠岸賈に命じられ、程嬰は…

草児の講釈を聞いた誰もが、取り替えられた赤子は趙朔と屠岸賈の息子だと推測し、無姜本人も己の出自を疑い始めた…

宋香の回復を確信した屠岸賈と到満は、大業が趙朔の遺児であるという疑いを濃くした…