カテゴリー: 月下の恋歌

敵の罠から命からがら脱出した冲と盈盈。盈盈は愛の告白をするが、冲ははっきりとした返事を躊躇する。

令狐冲（れいこちゅう）は継承式を終えて、晴れて恒山（こうざん）派の総帥に就任する。

林平之（りんへいし）は岳霊珊（がくれいさん）に求婚し、師匠である霊珊の両親からも許可を得ることに成功する。

東方白（とうほうはく）が東方不敗（とうほうふはい）だと知った令狐冲（れいこちゅう）は彼女のことが信じられなくなる。

令狐冲一行は霊鷲寺に突入するが、そこはもぬけの殻だった。左冷禅（されいぜん）らが仕掛けた罠をかいくぐって下山した一行は、それぞれ聖姑を探すことにする。

東方不敗（とうほうふはい）は、令狐冲（れいこちゅう）の病気を治すためと信じて霊鷲寺（れいしゅうじ）に留まっていた。

林（りん）家の旧家で秘伝書を探していた林平之（りんへいし）と岳霊珊（がくれいさん）は、天井裏から文字が書かれた袈裟を見つけるが、何者かに襲われて奪われてしまう。

令狐冲（れいこちゅう）は、任我行（じんがこう）から副教主になり、盈盈（えいえい）と結婚することを提案されるが断る。

地下牢に監禁されていたのは、盈盈の父であり、12年前に東方不敗に日月神教の教主の座を追われた任我行（じんがこう）だった。

令狐冲（れいこちゅう）は、任盈盈（じんえいえい）が「笑傲江湖（しょうごうこうこ）」の楽譜を冲からもらったと言うのを聞いた。