絢爛たる一族 ~華と乱 第32話

なぜ自分を逃がすのかと問う木隆に、骨肉の争いをやめ、誤解がとけることを望んでいると告げる木増。しばし見つめ合ったあと木隆は無言でその場を去り・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第31話

土司就任を明日に控えた父・木隆のもとを訪れた木坤は、就任式の式場で自ら兵を率いて警備をするため兵符が欲しいと訴え出た・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第30話

木隆が用意したのは黄泉の酒飲めば苦しむ間もなく絶命する猛毒の酒だった。それを杯に注ぐと、木隆は木青を見つめ「兄上、覚悟を決めよ」と静かに言った・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第29話

「木旺は西和の謀略で死んだ」。白鬼営の統領は、虫の息で阿月拉に告げた。全ては内通者である西和が仕組んだことで・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第28話

軍に奇妙な動きが見え始めていた。裏切る兵士はまだわずかだが、手を打たねば兵権を奪われてしまう。西和は木隆にそう伝えるも・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第27話

麗江と木府が幾度も危機に見舞われながらも持ちこたえたのは、人知れぬ力に守られてきたからだと木青は言う。その力とは暗梟衛隊・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第26話

生き残った偵察兵の中に、羅寧の手の者がいるという。その密偵と連絡が取れるのはお前だけだと言われた阿勒邱は、彼に会うため図巴に連れられ約束の場所へと向かった・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第25話

木府軍は敵に取り囲まれ、万事休すの状態だった。「白鬼営だ。後悔せぬか?」。木旺の問いに、「木府には勇士のみ」と応じ、木増は剣を構える・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第24話

妾という立場の自分を小ばかにするような態度を取る商人たちに対し、交渉役が私では不満なら義父上と変わるわ、と笑顔を浮かべる阿勒邱・・・

絢爛たる一族 ~華と乱 第23話

阿室于は先祖の位牌を高々と持ち上げると、そのまま地面に叩きつけた。真っ二つになった位牌とそのそばに立つ阿勒邱の姿を侍女の小顔に目撃させ・・・