カテゴリー: さ行

鎏英は意識を失っている暮辞の夢を見るために、錦覓に魘獣を借りる。魘獣が吐き出した夢の中には天后が奇鳶となった暮辞に錦覓を人間界で殺すように命じる場面などが次々に映し出されるのだった･･･

天后は潤玉に喪に服す期間の外出を禁じ、魚族規定の喪服か天界規定の喪服を着るかの選択を迫って圧力を与える。天帝から天界での均衡を守るように諭された潤玉は屈辱に耐えつつ･･･

花界にいる錦覓は旭鳳から待ち合わせの手紙を受け取る。その頃、天界の旭鳳の元に鎏英が訪れて人間界で滅霊矢を使った暮辞のことを打ち明け、暮辞は何者かに操られて錦覓を殺そうとしたのはその人物だと教え･･･

天后の命令により潤玉は自ら手で洞庭湖に残る一族を処分するか、母の代わりに罰を受けるかを選択させられる。潤玉が罰を受けるのを見ていた天帝と水神が現れ、とどめを刺そうとしていた天后を止め･･･

熠王は錦覓の亡骸と結婚式をして、自ら命を絶って錦覓と添い遂げる。魂となった旭鳳と錦覓は、二人揃って天界へと戻った。天后は、錦覓は歴劫修行を失敗したので花神への上神を反対するが･･･

南天侯は熠王の命を狙ったが、娘の穂禾がいることを知り攻撃の手を止める。そこで穂禾は熠王を守るために、自ら南天侯を刺殺してしまう。穂禾は熠王に･･･

母を殺され激怒する潤玉が天后に戦いを挑むと、水神が現れ二人を止める。水神は洞庭湖での一件を天帝に報告して息子である潤玉と錦覓のためにも、天后の行いを公正に処分するよう求めるが･･･

熠王は錦覓を呼び、自ら影絵を操り二人の出会いから今までを演じてみせる。錦覓は酒に酔った勢いで熠王に気持ちを告白し、その瞬間に錦覓の中の隕丹が割れ･･･

母である恩主と再会し、潤玉は幼い頃の記憶を取り戻す。恩主は潤玉と会わせた彦佑を責めるが、かつての自分に起こったことを語りだす。魚族公主の恩主は、父王と共に天界に滞在した折･･･

彦佑が熠王の席上に仕掛けた滅霊矢は未だ吊されたままで、彦佑はそれが天意だと悟る。洞庭湖に戻り恩主から旭鳳の暗殺の状況を尋ねられた彦佑は、旭鳳には何の罪もないと訴えるが･･･