カテゴリー: 武則天 秘史

皇后は昭儀の娘、公主に会いに昭儀達の住まいを訪れる。まだ赤ん坊である公主の体調を心配し部屋の窓を閉めてから立ち去るが…。

謀反の疑いをかけられた昭儀を救うため、皇帝は陳王を太子に立てる。しかし、昭儀の疑いを晴らせず、釈放することが出来ない。

皇帝の姉、高陽公主は長孫無忌とチョ遂良の増長を苦々しく感じていた。頼りない現皇帝を帝位から下ろし…。

陳王を養子に迎えた皇后はその祝いの席で蕭淑妃と共謀し、昭儀が持参した菓子に毒を盛る。

蕭淑妃を皇帝から遠ざける為に媚娘を迎えた皇后だったが、皇帝の寵愛が媚娘ばかりに注がれることに焦りを感じていた。

皇后の侍女として二度目の入宮を果たした媚娘。しかし、皇帝の叔父である長孫は彼女の存在を危惧し…。

無事に子供を出産した媚娘は弘（ひろ）と名付けて可愛がるが、安全を考えて弘を姉の賀蘭夫人に預ける。

感業寺を訪れた皇帝と再会した媚娘は僅かなひとときを共に過ごす。そして皇帝の子供を身籠るのだった。

李世民の遺言により感業寺に入り尼僧となった媚娘。空了と名を改め、厳しい仏道の生活の中…。

時は唐朝。第ニ代皇帝、李世民は戦乱の最中、武将軍の娘、媚娘を引き取り自分の妃にする。