カテゴリー: ムーラン

趙宇の葬儀を物陰から覗き見る花生。趙宇と娘の死が偽りだと知る由もない華武は、悲嘆にくれている。

鉄骨木の死が中原に伝わっていないのか、それとも自分たちの死を願う者がいるのか…。

瀕死の趙宇を背負って砂漠を越え、花生は都まで辿り着いた。

父・楊堅に頭を下げてまで幽閉を解こうとした自分の厚意をないがしろにして、牢を出ようとしない楊俊に、楊勇は 憤慨していた。

那婁が密かに謀反を企てているらしいことを察知した可汗。

「後患を断つためにも、親子の縁を切ります」華玉荷は、麗華公主と宇文述にそう告げた。

花生は、巫女のお告げを重んじる揉冉のしきたりに乗じて可汗に取り入ろうと、ひと芝居打つことに。

楊俊が重い処罰を免れたことと、皇太子という立場の息苦しさに不満を募らせる楊勇。

花生と趙宇は、軍用靴の布地を調達するために街へ。

再出兵を迫る揉冉からの使者に、褒国公・宇文述は煮え切らない返事をする。