カテゴリー: 岳飛伝

黄河流域で金軍と激突した岳家軍は、部隊別に次々攻めては退く戦術で鐵浮屠を回避しつつ金軍の士気を削ぐ。

黄河決壊を止めようとする岳飛に、杜充は金軍と鐵浮屠を撃退できれば中止すると持ちかける。

宗沢の葬儀に哈迷蚩が訪れ、秦檜を暗に脅迫する。秦檜は高宗に和平交渉を薦めるが、趙鼎は反対する。

捕えられた岳飛の家族を救出に向かった楊再興は、曹成を死闘の末に倒すものの…。

賭博好きな姚袞が皇帝陵の金品を盗み楊再興に捕えられた。岳飛は私情を捨て処罰を下すが…。

敗戦を機に、兀朮に地位を取って代わられ苦悩する粘没喝。皇帝陵を守る任に就いた岳飛は…。

粘没喝軍が汜水関まで迫り、高宗は直ちに建康へ遷都する。岳家軍は十万の粘没喝軍と激突し…。

王彦の命令に背き、僅かな兵と新郷に出陣した岳飛は、韓常率いる金軍を破り領民を助け出す。

金で陵辱された刑夫人が自害し、高宗は失意のどん底に。康履は王淵に命じ…。

戦列に復帰した岳飛は、王彦に従い連戦連勝を収める。高宗は、金を怒らせ韋夫人を危険にさらすことを心配し…。